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NASDAQ上場(その3)

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過去20年程で資金調達を伴うNASDAQ IPOは5社とない、その中で前回のFRONTEOに続きIIOSS/石井が2社の上場に関われたのはラッキーとしか言いようがない。私のキャリアの原点アメリカとまた関われたことが素直にうれしい。

最後に良く言われる“上場は手段であって目的ではない”と言うのがあります。くら寿司が今回のKura Sushi USAを含むくら寿司グループとして、そのビジョンの具現化を進め、グローバル化を基軸とする更なる変革と持続的成長を果たしてゆくことは疑いない。

2019年09月19日

NASDAQ上場(その2)

専属の女性司会者がシャウトする。”Are you ready for exciting moment!” “Y-E-S!”
初値を待つKura Sushi USAの姥CEO以下幹部の面々、そして日本のくら寿司本社から駆けつけた田中社長、幹部の方々、緊張が高まり、その爆発の瞬間を待つ。売り出し価格は一株14ドル(前の晩、委任を受けたCEOと私が決めた価格だ)、上場銘柄シンボルの“KRUS”、買い注文のスクリーンを見つめる目、目、目。買い気配が圧倒的に強い、“行ける”、リードバンクが取引開始宣言、KRUS$14.90, $15.20, そして株価はまっしぐらに上昇開始, そして止まらない! 売り出し価格、“少し安すぎたかな、でもいいか、投資家は間違いなくハッピーだ、これから100店舗、そして更なる全米展開を考えると長いお付き合いだ”。

Three, Two, One, CEOが鳴らす銅鑼鳴り響き、”バンザーイ、バンザーイ、バンザーイ“
日米のテレビ局のカメラが必至に追いかける。大成功だ!くら寿司の皆さん、目に涙も“ン、もう最高!”
東京でのNSDAQ上場セミナーでの講演の直後、くら寿司さまからサポートの依頼を受けたのが3年前でした。それから以降親子での複数市場でのグローバル上場、レストラン業界での資金調達を伴うIPO、など多くのチャレンジを克服しIPO成功したの、くら寿司の明確なビジョン、ぶれないCEO、パッションと高いチームワーク、皆さん頑張りました。
皆さんのIPO、みなさんのNASDAQです!

2019年09月19日

NASDAQ上場(その1)

“NASDAQ to Move Global Headquarters to 4 Times Square”(NASDAQの本部がTimes Square 4 番地に移動)これはつい何年か前の話だが、今日はこのTimes Square (以下TSQ)に関係したお話です。New Yorkに行かれた方のほとんどはこのTSQを見られたことがあると思います。マンハッタンで唯一斜めに横切るブロードウエー と7番街が交わる42-43丁目近辺を指す。なぜTimes Squareと呼ぶのか? それは簡単、ここにアメリカの有力紙New York TimesがこのTimes Square 1番地に1904年に本社ビルを建てたことに始まる。その後NY Timesは移動したが“Times 交差点(Square)”の名前だけ残った。ど派手な看板(今は巨大スクリーン)が乱立し、“大晦日のカウントダウン”でご存じの方も多いと思います。ここは時代に応じた変化はあるものの、圧倒的なエネルギーを常に爆発させる場所です。

私は自分のプロとしてのキャリアの原点であるこのNYに1971年から約10年過ごしました。その初期は貧乏な学生時代で、昼は学校、夜は生活費を稼ぐアルバイトと不眠不休の時代で、にぎやかなTSQは少しまぶし過ぎる場所であった。当時は5番街を挟んで東側は安全、西側は危ないといわれていて、特にファッションストリートの愛称で呼ばれていた7番街より西は“夜は行くな”と言われていた。ブロードウエーの真っただ中で、東京の浅草や上野、大阪だと難波の感じだが、少しずれるとやや危ないにおいがあった。町の真ん中で、血を売って“ヤク”を買う人もたくさんいた。その血液がその後製薬会社によって“血液製剤”に使われた可能性があると聞いて“ぞっと”しますが、”売血者“は当時のTSQあたりでは良く見る光景の一つでした。

2019年09月19日

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新しい出会い、挑戦…。そしてお知らなど、日々の気づきとともに記していきます。

2019年09月19日